まちクラの”モノカタリ“

まちクラをつくっている人たち、実は、普段はお芝居をつくっているんだって。だから、マチツクリにもモノカタリがあるのかも?!(STORYからもお読みいただけます) 

はじめに、「ひま」があった。

「ひま」は、「ひ」と「ま」にわかれた。

「ひ」から、日と火が生まれた。日は、トキノカミとなり、火は、カコウノカミとなった。

トキノカミとカコウノカミから、様々なカミがうまれた。

ヒラヒラノカミ、キンキラノカミ、フワフワノカミ、トウメイノカミ、などである。

人々は、ヨロズのカミの恩恵を受け、時間をかけて、様々なものを加工した。

「ま」は、間が生まれた。間とは広さのことである。

間は、マノカミとなった。

人々は、計り知れないほど広々とした場所を「バク」と呼びおそれたので、

マノカミは、間をちぎってちいさくし、これを与えた。これを人々は「マチ」と呼んだ。

しかし、人々は様々なものを作りすぎ、マチは次第に狭くなっていった。

次第に身動きが取れなくなり、争いがそこかしこで起こった。

マノカミは激しく怒り、マチを壊(クラッシュ)し、バクに変えた。

マノカミはタタリガミとなり、「魔」と呼ばれた。

魔をしずめ、間をちぎるため、人々はまつりを作った。

間に感謝し、間を畏れるまつりである。

間をちぎり、そこに集い、片付けて間に戻す。

そのような営みがおこなれる場所は「劇場」と呼ばれた。

マチクラとは、

マチをクラフトする

マチをクラッシュする

マチで暮らす

マチをクラブにする

マチを比べる

「第十二日、神々は博物館をつくった。」

みんなの町をクラフトする1ヵ月「まちクラ」。2021年春のプログラムは終了しました。

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