「第四日、神々はお金の相談をした。」
まちクラ、4日目。人間の世界は気持ちのいいお天気。今日は「天空」エリアを開放して、まちクラからうまれたクイズをします。クイズを出してくれるたさかしとは、糸電話をつかって会話。耳がちょっとくすぐったい。
Q:第3日に生まれたてんとむらの名前は?
A:ぷかちのやまてんとむら
難問はつくった神様に直接答えをお伺いして、なんとかクリア。
さて、「うみのそこ」に戻って、今日もマチツクリが始まります。第2日に発掘した「町にあったら素敵なもの」リストを見ながら、今まちクラにあるもの、まだまちクラにないもの、これからどんなものを作っていったらいいか、確認中。
それぞれの神様たちの作業スタートです。
お家が出来上がった神様たちは、「餅まき」ならぬ、「ワカメまき」や「絵文字まき」をして、お家の完成をお知らせします。他の神様たちも、お家の完成を祝福~~~。お家の完成のお知らせや、他の神様にお知らせするときには、放送局を使います。
家と家をつなぐために道路も必要。
まだまだ新築工事が各所で続くまちクラでは、道路をつなげるのは難しかったみたい。今後の大きな事業になるのでしょうか?
まちでは、お寿司を売る神様、めんたいことこめを作る神様、釣り堀をつくる神様、車をつくる神様、みんなの食べ物が足りないことに気づいて牛を飼う牧場をつくる神様。あ、なんでも相談所を開設した神様もいましたね。
神様たちは「ヒマ」というお金のようなものを発行したり、「きょかしょ」を発行して、他の神様たちの家に入れてもらったり、お寿司を買ったり、魚釣りをしたりします。ところが、「ヒマ」を自分で発行して、自分で好きなだけお金を作れるし、他の神様にお金を払っても、そのお金が返ってきてしまうことに違和感を持った神様が言いました。
神「つまんない。」
大変だ~~~~! 神がお怒りに・・・!!
神様はつづけます。
神「バイトがしたい。」
えっ? 神様がバイト・・・?
自分で自分の家を作って、自分で好きなだけお金を発行するのではなく、他の神様を手伝うお仕事をして、「ヒマ」をもらいたいというのです。なるほど。
そこで、神様たちを緊急招集して、「お金の相談」をすることにしました。場所は、みんなで使える「ご神木神殿」です。
神様たちが集まってきて、お金の相談をしています。
それぞれの発行する「ひま」は、何かを買う時には使えない。けれども、他の神様に何かを手伝ってもらったときにお給料として支払うことができる。他の神様が発行した「ひま」は買い物や釣りなどのサービスを受けるときに使えるというルールをつくってみました。まずは、これで、「ひま」をめぐるやりとりが面白くなるか、それを実験してみようということです。
あ、そういえば、神様見習いである私は、ガムテノカミからお年玉として1100ひまいただきました。めっちゃひま~。
こうして集会を終えた神様たちは、それぞれの場所でマチツクリを再開。バイトを募集する神様、仕事をしたいと申し出る神様。やりたい仕事がないので、自分の作業をする神様など様々のようです。
さて、人間の世界ではお天気がいいようですが、まちクラでは雷雨の警報が出ています。しばらくすると、うみのそこも暗くなってきて、雷がピカリと光り始めました。みんな屋根のある家の中に避難します。そんな天気予報はでていなかったはず!とお手製のiPhoneで天気予報を調べる神様、家のない人たち(主に神様見習いの大人たち)を家に招き入れてくれる神様、外にいる人間が雷に打たれないか心配している神様、雨の中でもバイトを募集する神様たちもいました。
雨あがりの夕焼けの中、虹の目撃談もありました。
神様たちはまた家から出てきてマチツクっています。せっかくめんたいとこめを作ったのに、全然売れないので看板をもって回る神様、世界初演のカミ人形劇を上演している神様もいます。初演の上演にたちあえたので、お礼に100ひまお渡しさせていただきました。
さて、第4日が終わりに近づいたころ、神様方はふと気づきました。つくり散らかした自分たちの町が汚い。。。掃除は誰の仕事なのか? 誰かを雇うのか? 公共事業にするのか? そんな相談がまことしやかに始まっているようです。
(ともちゃん)
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