「第十一日、神々は新しいまちを遊び倒した」

はじまりの地、アイアンシアターから大移動して3日目。

明日来れない神様からの、「屋台をつくろうと思うので協力してください!」という挨拶からはじまりました。


悪の組織の事務所を作る! と意気込む神様もいれば、大きなテーブルをつくろうと悪戦苦闘する神様もいます。まちを観光に来たお客さんが書いてくれた「みんなのまちにあったらいいなと思うこと」をデータ化すべくリストアップしていく神様もいました。この貴重なデータは、12日目にお披露目となります。

「なんでもてつだうなんでもや」の看板を掲げて歩き回る神様もいました。

新しいまちでの暮らしがはじまっています。

神様が熱心に読んでいるのは、「まちクラ新聞」。

「まちクラタイムカプセル」プロジェクトもはじまっています。何を入れるのか、いつ取り出すことにするのか、考えています。

床に敷いた布の上に立ち、じゃんけんで負けた方が布を半分に折りたたんでいき、布の上に乗っていられなくなったら負け、という新しい遊びが考え出されました。まち全体を巻き込んだトーナメント大会は大変盛り上がりました。


テーブルづくりをあきらめた神様たちがテーブルを解体し、その木枠がリサイクルされ温泉の湯舟になりました。かつて「うみのそこ」にあった青い布たちが、衣装になり、テントの材料になり、温泉のお湯になりました。肩まで浸かって、というかほぼ顔だけ出してますね。気持ちよさそうにピースしています。

ちなみにこの温泉は、「まちクラ組」が管理・運営しています。

最後に、今日でお別れの神様たちと、「ありがとう!ありがとう!ありがとう!」と言い合ってぺこりぺこりと頭を下げ合い、11日目は終了。


いよいよ明日でまちクラはラスト。

はたしてどんなエンディングが待っているのでしょうか。

それは、神様にも分からないのでした。

(たさかし)

「第十二日、神々は博物館をつくった。」

みんなの町をクラフトする1ヵ月「まちクラ」。2021年春のプログラムは終了しました。

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